どうも、みんとすです。
今回は謎解きの団体の1つである「SCRAP」を紹介していきます。
おそらく団体自体は知っているという方が多いと思うのですが、では特徴という観点からみるとどうでしょうか。
このページでは「初心者にSCRAPがおすすめな理由」や「SCRAPの強み」そして「SCRAPを卒業するとき」までお伝えできればと思います。
※リアル脱出ゲーム は 株式会社SCRAP の登録商標です。
では、よろしくお願いいたします。
はじめに:そもそもSCRAPとは=日本一メジャーと言っていい謎解き制作会社
SCRAPの良さに話を進める前に、まずはSCRAPとはどういう会社なのかを紹介していきます。
SCRAPとは、謎解きイベントの代名詞としても有名な「リアル脱出ゲーム」の運営会社です。
2007年7月7日に開催された「謎解きの宴 脱出とパズルとカレーとビール。」を皮切りに、様々な謎解きイベントを開催してきました。
2023年12月現在でも、活発に活動している謎解き制作団体です。
そんなSCRAPの代表的な作品を、いくつか紹介していきたいと思います。
人狼村からの脱出
2011年3月16日に初演となった、SCRAPを代表する作品の1つです。
プレイヤーは人狼が潜む村に訪れた旅人となり、生存を目指していきます。
すでに10年以上前に公演されたものなので、現代の謎解きイベントと比べると見劣りする部分が多々あります。
しかし、当時としてはかなり画期的で、人狼モチーフの謎解きイベントがいくつも制作されました。
また、「人狼村からの脱出」自体もかなり有名になっており、現在はホール型という1つの部屋で行う形式にリメイクされたり、ゲームブックやアプリなどに横展開している、SCRAPを代表する作品と言っても間違いないでしょう。
同様のイベントでいうと「終わらない学級会からの脱出」や「マグノリア銀行からの脱出」も頻繁に再演がされているイベントになります!
夜の遊園地からの脱出
2010年9月11日によみうりランドで初演となった、遊園地が舞台の謎解きイベントです。
本作は、閉園後の夜の遊園地を舞台とし、仕掛けられた謎を解き明かしていきます。
この作品はいわゆる個人戦と呼ばれるもので、一人でも複数人でも解き明かすことができる形式となっているものの代表作です。
本作の最大の特徴は、なんといっても不思議な空間で謎を解ける特別感にあります。
夜の、それも閉園後の遊園地で何かをするという特別感が、いろんな人を魅了していきました。
ちなみに、最初期の作品はあまりストーリー性がないものが主体でしたが、最近では遊園地ならではの舞台設定がされているものが制作されています。
ほかには、ドーム球場や広い会場を使用した謎解きが楽しめるイベントも開催されています。
どちらも普段は入れない場所に入れたりするので、また違った非日常感を楽しめます!
終わらない宴からの脱出
こちらは2017年6月24日に、メットライフドームにて開催された「リアル脱出ゲーム大パーティー」にて開催された謎解きです。
1万人が一斉に謎解きを開始し、謎が解ける一人を決めるという、とてつもないイベントでした。
本作は、ドームで行うのに一歩も動かずに謎を解くという特殊性や、様々な場所に張り巡らされた伏線が熱狂を生み出し、現在でも伝説のイベントとして語られているといっても過言ではありません。
なお、この終わらないシリーズは、のちにオンラインイベントでの「終わらない公開捜査からの脱出」などにつながっていき、こちらもチャレンジングな内容で話題となりました。
ただ、終わらない宴からの脱出がすごすぎて、ほかの「終わらない」を冠した謎解きが超えられていないのが正直な感想です……。
初心者にSCRAPがおすすめな理由3つ
さて、以上がSCRAPの簡単な説明でしたが、そんなSCRAP、初心者にお勧めしやすい謎解き団体と言えるでしょう。
なぜお勧めしやすいのか。それを3つに分けて紹介していきます。
理由1:実施されるイベントが多い
まずは、とにもかくにも実施されているイベントが多いことです。
SCRAPの謎解きイベントはとにかく多く、いろんな謎解きを楽しむことができます。
これは、ファンタジックな謎解きが好きという方のニーズにも、SFチックな謎解きが好きという方にも、さらにより現実に近づいた謎解きがしたいという方にも合うイベントが開催されています。
さらに、SCRAPはコラボイベントにも力を入れており、あなたの好きな漫画やアニメ、ゲームとコラボしているかもしれません。
有名どころでいうと「名探偵コナン」がよくコラボされているコンテンツです。
ほかには「ジョジョの奇妙な冒険」や「進撃の巨人」なんかはかなり積極的にコラボ公演が開催されている印象です。
理由2:実施される場所が多い
SCRAPはどこか特定の地域で活躍している団体ではなく、全国各地で謎解きイベントを開催している会社です。
メインで開催されている場所は東京・大阪・名古屋だったりするのですが、開催されている場所だけに限ると、本当にいろんな場所で開催されています。
例えば、SCRAPの店舗でいうと、北は札幌、南は福岡まで、全国16店舗が展開されています。
また、全国ツアーと呼ばれるイベントになると、さらに開催箇所が増えるため、自分が住んでいる地域でも気軽に遊べる時期がやってくるかもしれません。
もちろん、常設店舗と比べると開催期間が数日間しかないなど、制約もありますが、広い場所で謎解きができたり、交通費を浮かせられたりといったメリットは間違いなくあります!
理由3:外れが少ない
これはメリットにもデメリットにもなりうる話ですが、あまり謎解きをしたことがない方や、お金を無駄にしたくない方には「はずれが少ない」というのもメリットと言えるでしょう。
SCRAPは趣味で謎解きを作っているわけではなく、会社として謎解きを作っているので、あまりとがりすぎたものを出さないという特徴があります。
もちろん、だからといって凡庸でつまらないものではなく、どこか1つチャレンジングな内容が含まれているものが多く、あまり飽きずに楽しむことができるでしょう。
例えば「ある刑務所からの脱出」では、プレイヤーが本当に檻の中に閉じ込められたうえで謎を解くという、狭い空間であることを最大限活かしながらも物語に落とし込んだイベントと言えます。
SCRAPに飽きはじめたら、謎解きの輪を広げてみる
さて、SCRAPは最初に行くのにおすすめな謎解き団体であることを解説してきました。
しかし、人間いずれ飽きが来るでしょう。
「SCRAPの謎解き、楽しいけど大体行っちゃったな」とか「最近SCRAPが合わなくなってきた気がする」
そんな人は、謎解きの輪を広げる機会なのかもしれません。
こうなったら、別の謎解きイベントに参加してみることをおすすめします。
探してみると、いろんな場所でいろんな団体が謎解きイベントを開催しているため、きっと楽しめる謎解きが見つかることでしょう。
「地元にそんな団体はないよ!」という方は、オンラインイベントを探すことをお勧めします。
オンラインでも楽しめるイベントを、各団体や個人でも開催されています。
気になる団体を探してみたり、X(旧Twitter)でだれかやっていないか、ぜひ探してみましょう。
まとめ:謎解きの最初の一歩はSCRAPで!
以上が、SCRAPの解説でした。
かなり長い間、謎解きを制作していることもあり、謎を解く側にも優しい謎解きが多数制作されています。
初心者でも遊びやすく、気軽に行きやすい、SCRAPの良さが、皆さんに伝わっていれば幸いです。
それでは、今回はこの辺で終わりです。
ありがとうございました。
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